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姉妹が飼っている愛猫たちの闘病日記です。


by MikanLamune
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不安だけが増して行く。

昨日、ちびたに付き添って病院へ行きました。
当初の説明では、細胞を抜き取って検査に出す。ただし、抜き取っただけでは「森の中の1本の木を見るようなもの」なので、できれば開腹して細胞を取った方がいいとの事でした。
この医師は人柄は悪くないと思うのですが、正直脅かすような事を良く言います。
例えばこんな感じ。
1.細胞を抜き取っただけで、出血が止まらなくなり危ない状態になる。
2.誤診の可能性が高くなる。
3.開腹してもリンパ腫かどうか判断できないので、閉じる。
4.検査の結果が1週間かかるので、その間に患者の体力が落ちると危ない。

じゃ、医師の現在の見解はどうなの?と問いたいわけです。
人間だって動物だって、何かすれば良い方にも悪い方にも転びます。
危険性は知っておかなければならないけれど、そればかり言われたら家族は当然迷います。
私達は素人です。
いくらネットで調べても、答えは出ない。
医師を信じて委ねるしかないのです。
でも、この医師は「リンパ腫だと思う。けど、他の可能性も棄てきれない。」と言います。
ちょっと待ってくださいよ。
初見で「リンパ腫」って言いませんでしたか???

私は横で泣いているちびたの代わりに、できるだけ質問しようと試みました。
でも、突き詰めてしまうと「じゃ、何もしないでおく?」…みたいな雲行きになって、拉致があきません。
もちろん、医師を信用しなければならないのは分かっています。
でも、なんと言うか…うまく説明できない、言葉に言い表せないレベルで微妙な気持ちになるのです。
みーちゃんは、食欲が無くなった後、2月18日に別のN病院で診察を受けました。
普段はかかりつけと決めているのがK病院です。
この日、K病院は休診でした。
心配になると居ても立っても居られないので、過去にみーちゃんが避妊手術をしてもらったN病院に行ったのです。
そこで行ったのは、血液検査と触診。
血液検査の数値は正常値で13歳の老齢にしては良いと言われました。
触診の結果も何もなし。
この時、みーちゃんは嫌がって唸り診察台の上で大量にお漏らしをしてしまいました。
N病院の医師は「良く分からない」と言いながら、抗生物質の注射1本と栄養剤の注射を2本打ち、私達は「様子を見てください」と言われて帰されました。
N病院の処置に疑問を抱きつつ「様子を見て」と言う言葉を信じ、別の病院に行くことはしませんでした。(病院ばかり行っても、みーちゃんのストレスになると思ったからです)
翌日は少しご飯を食べたので、ちびたは喜びました。
私も連絡を受けて嬉しくなりました。

…それは、ただのぬか喜びに変わりました。
それ以後、みーちゃんはまたご飯を食べなくなって寝てばかりになりました。

流石におかしいと思い、かかりつけのK病院に行き、これまでの経緯を説明しました。
触診で直ぐに「何かしこりがある」と言われ、再度血液検査とレントゲン、バリウム検査になりました。
この時点で疑われていたのが「消化管にできるリンパ腫」でした。(ブログを開設した日です)
ただし、バリウムの結果、管に詰りはなくスムーズに流れたので別の部位にできた「何か」が圧迫して影響が出ているのかも知れないとの見解でした。
エコーで見ると塊が2つ、腫瘍らしいのですが「良性か悪性か」がわからないと、今後の方向性が決められないとの事でした。

そして現在。
昨日、針で組織を取り(かなり多くの細胞が取れた)検査にまわした段階です。
医師が言うには「とれた物がリンパだけじゃなく、他にもあったのでリンパ腫とは言い切れない。」とだけ説明されました。
結果が出るまでの間に出された薬は2種類。
メドロール4mg、パセトシン50mgです。
人間の場合は薬の効能や副作用を説明するのは義務付けられていたと思うのですが、動物の場合は無くてもいいものなのでしょうか?
「下痢をするかも知れないから、下痢したら中止して」とだけ言われました。
朝、薬を飲ませるまでは自分でお水も飲んで歩いたりもしていたみーちゃんが、今は元気がありません。
薬名と副作用で検索すると、人間の場合ですが「消化不良」「うつ状態」とでます。
みーちゃんの元気の無さは「うつ状態」なの?
それとも調子が悪くて元気が無いの?
この問いに対する答えは見つかりません。
食欲不振から始まって数週間、不安だけが増して行きます。
by MikanLamune | 2007-02-25 18:57 | ミカン