3/23に「ワクチン接種性線維肉腫」について書きました。
今日は「IMHA 免疫介在生溶血性貧血」について、ちょっと書いておこうと思います。
この病気は、3-8才の中年動物に発生することが多く、赤血球膜が障害されて貧血を起こしてしまう疾患だそうです。(
リサ・ステッグマイヤーさんの愛犬がこの病気の疑いがあるそうで、調べていてご本人のBlogに行き着きました。)
何故、この病気について調べたかと言うと、うちのわんズが打ったワクチン「デュラミューン5」の副作用情報を見ていたら「ワクチンが誘引となるIMHAについては、犬や人で文献的に知られているが、その裏付けは不足している。IMHAは他の免疫介在性疾患、腫瘍、血液疾患等において二次的に認められる場合も…」という報告を発見したからです。
もちろんリサさんのワンコはワクチン誘発性のものではないと思いますが、この病気自体があまり知られていないようなので(と言うか、私も知りませんでした)ちょっと触れておこうと思いました。
先天性(?)のものと、ワクチンによるものとあるようなので要注意ですね。
うちのわんズは今の所、ワクチンによるアレルギーを起こした事はありません。
でも、毎年接種を実施していないからかも知れません。
ワクチンの接種回数に関しては「
チョい悪101☆ドンとこい迷い猫」さんのBlogに「交代価検査」について載っていますので、参考になさって下さい。
で、話しは元に戻りますが、この「デュラミューン5」というワクチン、実に多くの副作用報告があります。
特にダックス飼いで、このワクチン接種後に大切な愛犬の顔が無残に腫れあがり大変な目に合った方のBlogを見つけるのは容易です。
シェアが広いのかも知れませんが、副作用について何の説明もされないまま接種に至った飼い主さんが沢山居ます。
どうして獣医さんは、こんな大事な事を事前に説明してくれないのでしょうか。
4月は「狂犬病予防接種」の期間でもあり、うちにもお知らせのハガキが市から来ていました。
本当は「狂犬病予防接種」なんか受けさせたくないのですが、義務なので仕方ありません。
いつも近所の公園で市が行うので、良い季節でもあり母親の散歩がてらに2頭を連れて行くのが毎年恒例でした。
もちろん、今年もその予定でした。
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危うく、うちのわんズを危険に晒す失態をする所でした!
「デュラミューン5」(他のも同じかもですが)は、デュラミューン5(共立製薬㈱・ワクチン)では、
本剤接種後他のワクチンを投与する場合には、4週間以上の間隔をあけること。
と但し書きが記載されているようです。
この記事を発見していなければ、うっかり行く所でした。
「狂犬病予防接種」は、5月に入ったら、近所の動物病院で受けようと思います。
責める気はないけれど、一言アドバイス欲しかったな、O動物病院さん。